無料-
出会い-
花-
キャッシング
朝日新聞に掲載されたオサマ・ビンラディンの声明の放送についての記事。
あんまりアメリカよりの一方的な報道ばかりなので、賛同しているわけではないが背景を知るためには有益と思って
のせます。テキストは記事の下にあります。
ビンラディン氏声明「米の破壊、神が祝福」 同時多発テロ 朝日新聞10月9日
【カイロ8日=小森保良】カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは7日、米英軍によるアフガニスタンへの攻撃開始の約2時間後、声明を発表するオサマ・ビンラディン氏の映像を放映した。ビンラディン氏は米国での同時多発テロについて「神はムスリム(イスラム教徒)先兵による米国の破壊を祝福した」と述べ、テロへの関与には言及していないが、初めて「ムスリムたちの行為」と指摘、事件を称賛した。撮影日時、場所は不明。
オサマ・ビンラディン氏の発言要旨は次の通り。
巨大なビルが破壊され、米国は恐怖におののいている。米国民が味わっている恐怖は、これまで我々が味わってきたものと同じだ。
我々ムスリム(イスラム教徒)は80年以上、人間性と尊厳を踏みにじられ、血を流してきた。神は米国を破壊したムスリムの先兵たちを祝福し、彼らを天国に招いた。
今もイラクでは罪のない子供たちが殺されているのに、それを糾弾する声は聞かれない。イスラエルの戦車がパレスチナで破壊行為を続けているのに、だれもそれを直視しようとしない。なのに剣が米国に振り下ろされると、偽善者たちは悲しみを表明する。
米国はテロに立ち向かうとうそをつき続けている。(原爆を投下された)日本をはじめ、世界中で何十万人が殺されても、米国はこれを犯罪とは呼ばない。(98年に米国大使館連続爆破のあった)ナイロビとダルエスサラームで米国人が殺されると、アフガニスタンなどに爆弾を落とす。
世界は今、信仰をもつ者と、異教徒に分かれようとしている。すべてのムスリムは信仰を守るため、立ち上がらなければならない。預言者ムハンマドの地、アラビア半島から悪魔を追放する風が吹いている。
米国民よ、私は神に誓う。パレスチナに平和が訪れない限り、異教徒の軍隊がムハンマドの地から出ていかない限り、米国に平和は訪れない。
【写真説明】
空爆開始後に放映された、ビンラディン氏のインタビュー風景=AP
[PR]動画